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考える本

最近、すすめてもらって読んだ本
 
 「荒野へ」
  ジョン・クラカワー作
  佐宗 鈴夫訳
  集英社

1人の青年が、ヒッチハイクでアラスカを目指し、
誰も居ない荒野へと入って行く。
4ヶ月後、彼は死体で見つかることになる。
青年の生い立ちから、人柄まで丁寧に追い、
登山家でもある作者の経験をあわせて描いたノンフィクション。

読みながら、増していく孤独感が胸をさします。

荒野へ行かずにはおれない気持ちが、
1人で旅に出たときの、昔の自分を思い出させます。

これからの自分とあわせて、いろいろ考える本でした。
今、この本を読めてよかったと思います。


青年は、死ぬ前に、持っていた本の中の
 「分かち合えない幸福は、幸福でないことがわかった」
という文章に印をつけ、その横に
 「幸福は、分かち合えたものだけが本物である」
とメモしている。
死が迫る中、彼が荒野で何を思ったのか?
1人で自然と向き合いたいと思う時は
何かの答えを見つけたい時。
後悔がないとは思わないが、
答えを出して穏やかだったと思いたい。

DSCN2773_convert_20150902171019.jpg
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